大阪府の家賃補助制度
大阪府はサービス付き高齢者向け住宅(サ付き住宅)の家賃補助制度を今年度より開始する。
平成27年度まで毎年300戸ずつ、合計1200戸が対象。
今年度分は11月14日まで2事業所募集(40戸)を受け付けている。
大阪府の狙いは、
- 入居者の家賃負担を軽減することで入居促進に繋げること
- 入居者が確保できないという事業者側のリスクを軽減すること
で、サ付き住宅の供給促進を図ることです。
補助対象となるのは
- 政令市・中核市を除く大阪府下で登録する住宅
- 来年1月1日から来年3月31日までの間に住宅全体の管理を開始(実際の入居はもっと後でも可)
- 家賃・共益費・生活相談サービス・食費などの合計が月額15万円以下(食事提供をしない場合は10万5000円以下)の物件。
新築か既築物件改修か、賃貸借契約が利用権契約かは問わない。
また建物の一部住戸のみを補助対象とすることも可能(対象となる住居は申請事業者が設定する)。
対象地域で既に登録されているサ付き住宅では、およそ4分3の物件が3の要件に該当しています。
そこから考えると今後開設されるサ付き住宅の多くが補助対象に該当すると予想されます。
補助額は入居者の月額所得に応じ異なる。補助は賃貸人に対して行うため、入居者は契約賃料から補助額を差し引いた額を支払うことになる。
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