安全衛生管理について(ポイント4)

安全衛生管理ポイント4

腰痛災害や交通事故の防止に取り組む

従業員(訪問介護員等)の安全と健康はかけがえのないものであり、常に労働災害の防止に努めなければなりません。

特に、災害が多発している腰痛災害や交通事故の防止に取り組む必要があります。

腰痛災害や交通事故の防止に関してはこれまでも指針、ガイドライン等が出されていますので、それらを踏まえた災害防止対策を講じる必要があります。

職場における腰痛予防対策指針(厚生労働省 平成6年9月6日付け基発第547号)
   (http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/ 040325- 5.html)

厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針の改訂及びその普及に関する検討会報告書」
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=188259

交通労働災害防止のためのガイドライン(厚生労働省 平成20年4月3日付け基発第0403001号)
   (http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/ 080703- 1.html)

感染症予防対策の徹底

また、高齢者は抵抗力が低下しているため感染症にかかりやすい状態にあります。

仮に利用者が感染症にかかっていた場合は、訪問介護員が感染する恐れもあります。

そこで、手洗い・うがいの励行や、血液・排泄物等を取り扱う際の手袋の着用等、安全衛生教育を通して、感染症予防対策を徹底する必要があります。

ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
   (http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/ 040204- 1.html)

新型インフルエンザに関するQ&A(厚生労働省)
   (http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou 04/ 02.html)


メンタルヘルスケアの推進

さらに介護従事者は、職場の上司・同僚、利用者そしてその家族等、人間関係の複雑な環境の中で、ストレスの蓄積しやすい環境にあります。

特に訪問介護員は、直行直帰の勤務形態が多いこと、一人で業務を遂
行することが多い等のため、このストレスが精神的な疲労となり、健康を阻害することにもつながります。

そこで、訪問介護員のメンタルヘルスケアの推進のため、管理監督者や訪問介護員に対する教育研修はもちろんのこと、訪問介護員同士が気軽に相談できるような体制を整備することが必要です。

「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(厚生労働省 平成18年3月)
   (http://www.mhlw.go.jp/houdou/ 2006/ 03/h 0331- 1.html)



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