2013.02.22
カテゴリ:日本経済新聞
介護と医療 高齢者の健康情報 クラウドで連携
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
日本経済新聞2013.2.21
高齢者の健康情報を蓄積して医療機関と共有し、医師が治療方針を決める際などに活用する。
病院と協力してサービス水準を高め、利用者の獲得につなげるのが狙い。
具体的には、
- 訪問介護拠点では、クラウドを使い利用者の体調などの情報をリアルタイムに、病院などの医療機関やケアマネジャーに提供。
- 病院などの医療機関は、提供を受けた情報にもとに訪問介護や往診を通じ迅速に対応。
- ケアマネジャーは、詳細情報に基づき、より利用者にあった介護計画を作成。
介護各社の主なシステムの活用の事例
ジャパンケア | クラウドを使う情報共有システムを最大33拠点で稼働 |
ソラスト | 2016年度までに41の訪問介護拠点にクラウドを使う情報共有システムを導入 |
セントケア | デジタル聴診器を使って心臓音を記録・共有するシステムを2013年度中に開発 |
ケアサービス | 日帰り介護施設にタブレットを取り入れて血圧や食事内容などを記録 |
ウイズネット | 電子ペンを導入し、キーボードで再入力する手間を省く |
上記の動きは、今のところ大手介護事業所に限られていますが、いずれ中小の介護事業所にも波及する可能性があると私は思います。
大手の動向は我々には関係ないと思わず、常に情報だけは収集しておきましょう。
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