紹介者は辛い立場

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

仕事柄、ある人やある企業に、ある人やある仕事を紹介することがあります。

皆さんも経験されたことがあると思います。

しかし、紹介してうまくいけば、いいのですが、そうとは限りません。

こちらは善意で紹介したつもりでも、最悪、「何んであの人を紹介したんだ」と紹介者を批判されることがあります。

覚悟して、紹介しなければなりません。

しかし、批判する人に対しては、今後いい話があっても紹介するのはコリゴリと思います。

かつて私が読んだ本で、松下幸之助氏の話が今でも記憶に残っています。

松下幸之助氏は、自分が裸の王さまにならないため、色々な人に批判的な意見を聞きたいと常々言っていました。

ある日、ある人が松下幸之助氏に対して批判的なことを言ったのですが、明らかに間違っていたにもかかわらず、松下氏は反論するどころか感謝の言葉を伝えました。

なぜなら、確かにあの人が言ったことは間違っているかもしれないが、そこで批判するともう二度と私に言ってくれないかもしれない。

次は、本当に大事な情報を言ってくれるかもしれない。

このように松下氏は言ったそうです。

私は紹介してくださった方に、結果が最悪になったとしても、感謝の気持ちを伝えることが、次にいい話をしてもらえるために必要だと、松下氏の本を思い出し感じました。




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