介護事業を開業しないとう選択もある

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

私の事務所に、介護事業の開業相談に多くの方が来られます。

開業しようと思われてご相談に来られるのですが、すべての方が開業されるわけではありません。

開業されない方の理由は様々です。

例えば、

  1. 人材や資金が確保できない。
  2. 安易に開業を考えていた。
  3. 物件が見つからない。
  4. 奥さんの了解が得られない。
  5. 兄弟の反対があった。
    など、様々です。

開業されない理由は上記の通り様々ですが、開業を断念することも必要なときがあります。

必ずしも開業することだけが、正しいとは限りません。

安易に開業して倒産するのであれば、開業しない方がいいです。

開業するという判断も覚悟が必要ですが、本気で開業を考えていて開業を断念することも覚悟が必要です。

どちらも勇気が必要であり、どちらも正しい判断だと思います。

しかし、開業されない方の中で覚悟ができないために、あきらめられる方がおられますが、残念であると思います。

覚悟ができない人の中には、勇気がない人もいるでしようが、真面目であるため、その責任の重さを考えて一歩が踏み出せない人もいます。

人員や資金は確保できているが、将来の展望が見えず開業をあきらめられるのです。

開業するには相当の決断が必要で、将来、確実に軌道に乗る保証はありません。

事業計画書も、正直に言って将来の期待部分が含まれているのも事実です。

事業計画書通りになることは、ほとんどありません。

この様に将来が保証されているわけでない介護事業の開業は、勇気や覚悟が必要です。

その勇気や覚悟がないため、開業をあきらめるのは、非常に悔いが残るのではないかと思います。




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