訪問看護ステーション開業の成功セオリー

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

訪問看護ステーションは、統計調査によると登録されている利用者数が123人を超えると利益率が10%超になります。

利用者の数が増えるほど、雇うべき看護師さんの数が増えていきますが、事務員さんの人数は比例して増えません。

また、家賃などの固定費も増えません。

そのため、売上が増えるにしたがって、売上に対する経費の率がどんどん下がっていきます。

これを規模のメリットと言います。

利用者数が123人の規模になると、規模のメリットがあり10%の利益率を達成することができます。

全国平均で、ほぼ8割が介護保険で2割が医療保険の利用者です。

ただ、最初の立ち上げたときは、利用者の数が30人を超えるまでは医療保険の方が利益率が高いので、最初の30人までは医療保険の方を中心に取ると利益率は上がりやすいです。

その後に介護保険を扱って、最終的にはスタッフの数を増やしていって、事務員の数を増やさず事務員の能力を高めて、利用者123人まで持っていく。

この方法が訪問看護ステーション開業の成功セオリーで、2018年まではこのやり方で一気にやればいいのではないでしょうか。




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