収入目標の設定で検討すべき項目

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

事業所の事業計画を作成する場合、収入の目標を定めなければなりませんが、その収入目標を決める要素になるものとして、次の11項目を挙げました。

収入目標の設定で検討すべき項目

上の11の項目は、収入に影響しますから、それぞれ検討しなければなりません。

単純に次の状態になれば、事業収入は増えていきます。

  1. 移動や送迎時間が長くなればなるほど
  2. 利用者数が増えれば増えるほど
  3. 一人当たりの稼働率が上がれば上がるほど
  4. 土日、休日に営業すればするほど
  5. 報酬単価の高いサービスを提供すればするほど
  6. 保険外サービスを積極的に行えば行うほど

しかし、それ以上に負担が増えるのであれば、実行しない方がいいという結論になります。

事業計画を作成するに当たっては、1~11を検討し収支がプラスになるかどうかを判断し、プラスになる可能性があるものを事業計画に組み入れるようにしなければなりません。

その他、収入目標の設定で検討すべき項目として次の8つを挙げていますが、必要と思われるものをピックアップしていただければいいと思います。

  1. 最適な加算の確保の方法
  2. 勤続年数と採用関連費用や新人教育費の関連
  3. 職員の定着率とサービスの質の維持や事業収入の関連
  4. 継続利用率を高めることが経営に効果的でないか
  5. 他事業所数と競合によるサービスの関連
  6. 研修を積極的に行いサービス提供の質を向上して、事業収入の増加につなげる
  7. 一定の利用者減を前提にした利用者増の取組と月次新規獲得目標の設定
  8. 利用者満足の取り組みと地域との密接な関係の構築の方法




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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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