介護保険外サービスに需要あり

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

日本政策金融公庫総合研究所のアンケート調査結果から「介護保険外の介護サービスの利用意向」をご覧ください。

画像の説明

出典:日本政策金融公庫総合研究所
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/sme_findings160209.pdf

興味ある調査結果です。

まず、介護保険外を利用しているかの質問については、世帯の年収別で1,000万円以上が39.0%と他の世帯の年収に比べて飛び抜けて多いです。

これは当然かもしれません。

次に興味深いのは、介護保険外を利用してみたいかの質問については、すべての世帯の収入で40%前後の人が利用してみたいと答えています。

介護保険外のサービスを検討されている介護事業者の方もおられると思いますが、40%前後の方が利用してみたいと答えているので、介護保険外の需要がありビジネスになる可能性があります。

先日取り上げた通所介護への不満で、「お願いしても、介護保険内で対応できないと断られることがある 5.5%」、そして一昨日のブログで取り上げた訪問介護への不満で、「お願いしても介護保険内では対応できないと断られることがある 12.7%」となっています。

この様な不満の解消策の一つとして、介護保険外のサービスを提供することで解決できる場合があります。

3月ごろに厚生労働省が、介護保険外サービスの指針を公表する予定ですので、それを参考にしていただいたらいいでしょう。




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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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