ボランティアの中心は元気な高齢者
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
総合事業のサービスA(緩和された基準によるサービス)は、訪問介護については、生活援助すなわち掃除、洗濯、料理に限定することでヘルパー資格は要りません。
掃除、洗濯、料理は、家政婦やハウスキーパー、ボランティアなどでもできます。
短時間の研修を受ける必要はありますが、資格は要りません。
要らないから高齢者の方が新たな担い手として、活躍していただく可能があります。
それによって、より多くの人材を確保することができます。
厚生労働省が考えている有償ボランテイアは誰か?
それは地域の元気な高齢者です。
地域の元気な高齢者の方に、有償ボランティアとしてお手伝いして頂くことで、サービスA(緩和した基準によるサービス)を提供しようと厚生労働省は考えています。
勿論、元気な高齢者だけでなく、主婦の方やボランティア意識の高い学生さんなどもボランティアとして考えられますが、元気な高齢者の方が中心になると厚生労働省は考えています。
元気な高齢者を集められたら強い事業所になれる
厚生労働省のデータとしては、74歳以下の高齢者の20%は要介護認定者、75歳以上の35%が要介護認定者です。
残りの7割~8割の高齢者は、元気な高齢者であるということです。
地域には元気な高齢者の方は、沢山いらっしゃいます。
高齢者の方も生涯、元気な方は働いてもらう、すなわちこれが一億総活躍社会、昔の言葉で生涯現役社会です。
事業所は、いかに元気な高齢者を中心とした有償ボランティアを獲得して、サービスAを展開できたら強いです。
これができた事業所が近くにあったら、囲い込みされて将来の利用者を取られます。
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