社員の親睦を深める機会を設けることと定着率との関係
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
一昨日のブログでは、計画やビジョンを明示することと定着率の関係について、昨日は要望や悩み事を聞いているかということと定着率の関係について書きました。
今日は、社員の親睦を深める機会を設けているかということと定着率との関係について書きます。
出典:日本政策金融公庫総合研究所「訪問・通所介護事業者の経営実態」(平成28年1月26日)
「社員旅行や飲み会、サークル活動など、社員の親睦を深める機会を設けているか」という質問を定着率との関係でアンケート調査した結果が上図の通りです。
「定期的に設けている」とする企業では定着率が「高い」とする企業が59.2%を占めるのに対し、「不定期に設けている」「設けていない」とする企業では5割に達していません。
インセンティブを兼ねた親睦会で成果をあげている事業所がある
このように親睦会と定着率との関係はあるので、積極的に取り組むべきだと思います。
単に親睦会を行うだけでなく、インセンティブと結びつけて行うと、職員のモチベーションを高めることになり有効です。
例えば、月間の目標を立てその達成度合によって、ショートケーキになるかフランス料理になるか、また年間ポイントによって社員旅行の行先が変わるというような工夫をして、楽しみながらコミュニケーションとモチベーションを高めて、定着率を上げている事業所があります。
小規模の事業所では、社員の親睦会を行っているところは少ないですが、是非取り組んでください。
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