訪問介護の開業に必要な電話番号とFAX番号について
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
訪問介護の事業者指定申請書には、事業所の電話番号を記載する欄があります。
したがって、訪問介護事業所を新規に開業しようとすれば、申請書を提出するまでに電話番号を取得していなければなりません。
また電話機と同時にFAX機も購入されるでしょうが、FAX番号を電話番号とは別に取得する必要はありません。
FAX番号と電話番号が、同じという事業所も多いです。
居宅介護支援事業所を併設する場合
ところで訪問介護事業所と居宅介護支援事業所を同じ場所に併設して開業される場合がありますが、この場合電話番号やFAX番号は共通の番号でも問題ないのでしょうか?
こういった質問が時々あります。
同じ場所に複数の介護サービスの事業所を設ける場合は、それぞれの介護サービス事業ごとに電話番号は必要ではなく、共通の番号でも問題ありません。
電話番号とFAX番号とが同じ、さらに訪問介護事業所と居宅介護支援事業所のそれぞれの番号が同じ、すべて同じということもあり得ます。
例えば、
- 訪問介護事業所の電話番号が06-6251-1350、FAX番号が06-6251-1350
- 居宅介護支援事業所の電話番号が06-6251-1350、FAX番号が06-6251-1350
FAX番号は別のほうがいいかも
しかし、さすが居宅介護支援事業所ではFAXでのやり取りが多いので、共通の電話番号にしていると、いつも話し中で通じないという業務上支障が出る可能性があります。
そこで電話番号とFAX番号を別にした方がいいかもしれません。
ただ、最近では携帯でのやり取りが多くなってきましたので、電話番号とFAX番号を共通にしても支障はないかもしれません。
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