介護職員処遇改善加算(Ⅳ)と加算(Ⅴ)の見直しがある?

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こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護職員処遇改善加算の取得率については、平成29年5月審査分(4月サービス提供分)において、

  1. 加算(Ⅰ)が64.8%
  2. 加算(Ⅱ)が13.8%
  3. 加算(Ⅲ)が9.6%
  4. 加算(Ⅳ)が0.8%
  5. 加算(Ⅴ)が0.8%
    となっています。

このうち、加算(Ⅳ)及び(Ⅴ)は、平成21年度補正予算で措置された介護職員処遇改善交付金について、平成22年10月サービス分からキャリアパス要件を課すこととした際、要件の一部を満たさない事業者に対する減算のための区分として創設されたものですが、これらの取得率はともに1%程度で推移しています。

介護職員処遇改善加算の請求状況

出典:第145回社会保障審議会介護給付費分科会資料

加算(Ⅳ)と加算(Ⅴ)の見直しがあるか?

加算(Ⅳ)と加算(Ⅴ)の取得率は、ともに0.8%と低く、介護給付費分科会の委員の中から、廃止論も視野にという意見が出ています。

厚生労働省も、加算(Ⅲ)以上の取得をしてほしいという希望があり、今後、加算(Ⅳ)と加算(Ⅴ)の廃止を含め議論が進められます。



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