介護事業者の自費サービスとしての年末の大掃除
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
大手の介護事業者は、数年前から年末の大掃除のサービスを提供しています。
介護報酬改定で報酬が下がると予想されている中で、介護報酬だけに頼らず、保険外のサービスを提供する動きは始まっています。
高齢者の大掃除に関する意識調査
ダスキンは、毎年、高齢者の大掃除に関する意識・実態調査を行っています。
10月12日に平成28年の調査が公表され、高齢者(60歳以上)約半分は大掃除をしていないことが分かりました。
下図をご覧下さい。
平成28年末の大掃除の実施率は49.0%で、約半数の方が実施されていません。
出典:~第13回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査より~高齢者の大掃除に関する意識・実態について
還暦を過ぎてから掃除に負担を感じるようになった場所は、
- 「レンジフード・換気扇」(52.2%)
- 「窓・網戸」(36.8%)
- 「エアコン」(28.2%)
- 「照明器具」(27.8%)
となっています。
すなわち高いところの掃除に負担を感じるとしています。
さらに、掃除に負担を感じるようになった理由については、約6割の人が「イスや脚立を使った高所の掃除に不安を感じる」と回答しています。
出典:~第13回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査より~高齢者の大掃除に関する意識・実態について
介護事業者の自費サービスとしての年末の大掃除
大手の介護事業所は年末の大掃除に需要があるとして、年末に近づくとホームページなどで宣伝しています。
高所の掃除に需要があることから、例えばエアコンやレンジフードなどの掃除を中心にサポートするサービスを介護事業所として提供してはどうでしょうか?
自費サービスを考えておられる介護事業者は、まず最初に年末の大掃除からはじめてもいいかもしれません。
大掃除のサービスを提供している介護事業所
インターネットで検索して、年末に大掃除の自費サービスを提供している主な介護事業所を検索しました。
a:1255 t:1 y:0