2017.11.22
カテゴリ:平成30年介護報酬改定
通所介護の基本報酬の時間区分を1時間ごとに見直す
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
通所介護の基本報酬は、2時間ごとの3区分
- 3時間以上5時間未満
- 5時間以上7時間未満
- 7時間以上9時間未満
の設定ですが、それを1時間ごとの6区分に見直す案が提案されています。
サービス提供時間の実態を踏まえ提供時間区分の見直し
事業所の実際のサービス提供時間を見ると、
- 7時間以上9時間未満は「7時間以上7時間半未満」にピークがあり、
- 5時間以上7時間未満は「6時間以上6時間半未満」に、
- 3時間以上5時間未満は「3時間以上3時間半未満」にピークがあります。
以上の様に多くのデイサービスは、できるだけ少ないサービス提供時間で、できるだけ多くの報酬を取る工夫している実態がうかがえます。
厚生労働省は、この実態に対して時間区分を1時間単位にして、報酬を下げる案を提案しています。
例えば、「7時間以上9時間未満」が、「7時間以上8時間未満」と「8時間以上9時間未満」になると、7時間半を提供していたデイサービスは、今より報酬が下げられると予想されます。
a:2458 t:1 y:0