介護報酬の改定率プラス0.54%は、実質マイナス改定

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こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

新聞などで介護報酬は、6年ぶりにプラス改定であるという報道がされています。

しかし、介護事業者にとっては、喜んでおれません。

なぜなら、全体として介護報酬が引き上げられても、その中身は基本報酬を引き下げる一方、要介護度の改善などの成果を出した事業所に加算の算定を認めるなど、加算を算定しないと報酬減になるとうことになるからです。

前回の介護報酬改定では、次の通り「全体の改定率は△2.27%であるが、質の高いサービスを提供している事業所は、加算により手厚い報酬が得られる仕組み」としています。

今回の介護報酬改定も、前回と同じような仕組みになります。

なお、介護報酬の改定率は、18日に明らかになると言われていましたが、昨日の日本経済新聞の夕刊に、プラス0.54%と書かれていました。

過去の介護報酬の改定率の推移は、次に通りですが

過去の介護報酬の改定率の推移



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