デイサービスのアウトカム評価は、試行的な意味合いがある

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

デイサービスで新たに導入されるアウトカム評価は、「試行的な意味合いがある」というのが、厚生労働省の説明です。

すなわち、アウトカム評価を試験的に導入し情報を収集して、科学的介護のエビデンスの構築などに役立てたいというのが、厚生労働省の本音です。

ここで疑問に思うのが、バーセルインデックスの評価の信頼性です。

算定要件は、次の3つが想定され、評価の信頼性を担保しようとされています。

  1. 利用者の人数が一定以上であること。
  2. 要介護3以上が一定割合以上であること。
  3. 定期的に食事及び入浴介助を提供した実績があること。

しかし、「Barthel Index」(バーセルインデックス)による評価は、評価期間の最初の評価を厳しくし、一定期間後の評価を甘くすれば、ADLが改善されたとして、加算が算定できるといったことが生じます。

また、人間が評価するのですから、主観的な判断が入る余地があります。

さらに、利用者の状態も日によって変わるため、比較的元気な日に評価すれば状態が改善されたというとになります。

このように色々と疑問点はありますが、介護職員処遇改善加算(交付金)が導入されたときのように、広くアウトカム評価を普及させたということや広く情報を収集したいという厚生労働省の想いから、最初から厳しい実地指導が行われないのではないでしょうか?


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