2018.02.10
カテゴリ:平成30年介護報酬改定
訪問看護の要支援の基本報酬引き下げ
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
現行は、訪問看護の要支援者と要介護者の基本報酬は同じですが、両者のサービスの提供内容等をみると、異なる傾向にあります。
- 要支援に比べ要介護のほうが「家族等の介護指導・支援」「身体の清潔保持の管理・援助」「排泄の援助」「認知症・精神障害に対するケア」等の実施割合が高くなっている。
- 医療処置にかかる看護内容について、要支援に比べ要介護のほうが「浣腸・摘便」「じょく瘡の予防/処置」「膀胱留置カテーテルの交換・管理」等の実施割合が高くなっている。
要支援者と要介護者のサービスの提供内容等の差から基本報酬にも差
以上の理由により、次の通り要支援者に対する訪問介護の基本報酬が下げられます。
ご利用者の多くが要支援者である場合には減収は避けられず、要介護の利用者を増やすなどの対策が必要になります。
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