2018.04.15
カテゴリ:介護事業所の経営
訪問看護ステーションの「緊急時訪問看護加算」と「特別管理加算」の維持が難しい
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
訪問看護ステーションにおいて、「緊急時訪問看護加算」の算定者割合が50%以上であった事業所が、継続して50%以上を維持していた事業所数の推移を示した表が次の通りですが、その推移を見ると最初に算定してから事業所の数が減少しています。
同じことが、「特別管理加算」についても言えます。
「特別管理加算の算定者割合」が30%以上であった事業所が、継続して30%以上を維持していた事業所数の推移は減少しています。
「緊急時訪問看護加算」にしろ「特別管理加算」にしろ、がんばって取得しても、その後維持できていない現状です。
恐らく維持できなかった理由は、看護師さんが怠けてて維持できなかったわけではなく、維持しようとしたけれど業務が忙しく手が回らなかったのではないかと想像されます。
それほど無理して加算を取得したのだと思われます。
そこで訪問看護ステーションの課題として、「緊急時訪問看護加算」や「特別管理加算」を維持し続けることがあります。
この課題を解決するためには、ICTを活用して業務効率を良くするとか大規模化することによって、看護師の業務負担を軽減しなければなりません。
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