平成30年度介護報酬改定における「リハビリテーションに関する医師の指示の明確化等」

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

平成30年度介護報酬改定の基本的な考え方の一つに「自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現」があります。

今回は「自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現」のために、平成30年度介護報酬改定において織り込まれた「リハビリテーションに関する医師の指示の明確化等」についてご紹介します。

平成30年度介護報酬改定の基本的な考え方

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リハビリテーションに関する医師の指示の明確化等

医師の指示の内容を明確化して、評価するとともに、明確化する内容を考慮しながら、直近の介護事業経営実態調査の結果も踏まえて基本報酬を見直しが行われました。

具体的には、医師の詳細な指示について、リハビリテーションマネジメント加算の算定要件として明確化されています。

リハビリテーションマネジメント加算に追加する要件

  • 医師は毎回のリハビリテーションの実施にあたり、詳細な指示を行うこと。
  • 医師が当該利用者に対して3月以上の継続利用が必要と判断する場合には、リハビリテーション計画書の備考欄に継続利用が必要な理由等を記載すること。

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