介護保険の自己負担3割 8月から一部導入【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

動画


テキスト

今日は、介護保険最新情報 vol 658「利用者負担割合の見直しに係る周知用リーフレットの送付について」をみていきたいと思います。

介護保険の利用者負担3割負担というのは、昨年5月に成立した改正介護保険関連法に含まれていまして、知らぬ間に決まっていたということで、知らない人もたくさんいるわけで、今回、厚生労働省は 3割負担を周知させるためのリーフレットを公表しました。

その中身をちょっと見てきたいと思いますが、 Q & A 形式になっていまして、例えば3割負担なるのはどういう人ですかとか、いつから3割負担になるのですかとか、あるいは、どうやって自分の負担割合を知ることがでますかなど、質問に対して答えるという形式になっています。

この3割負担の対象になる人は限られていまして、例えば一人暮らしの人ですと年収は340万円以上、夫婦世帯ですと夫婦で463万円以上ある人などが対象です。

今年の8月以降の介護保険サービスから適用されることになっています。

なお1割負担の利用者の範囲については、変更はありません。

介護事業者としては、ご利用者が何割負担であるかということを把握しておかなければなりません。

毎年6月から7月にかけて、各利用者の負担割合については市町村から負担割合が記された負担割合証というのが交付されます。

介護事業者はその負担割合証で、ご利用者の負担割合を確認する必要があります。



a:980 t:1 y:0