大阪府内の有料とサ高住は、要介護3以上で特養より介護費が高い【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

動画


引き続き「大阪府における介護施策の現状と課題について」の3番目、「高齢者の住まいにおいて提供されている介護サービスの実態」の中で、今日は「要介護3以上では、特養以上に費用がかかっている」とこの指摘について触れてみたいと思います。

特別養護老人ホームとの比較

このスライドを見ていただきますと、特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅の1ヶ月当たりの1人当たりの介護費を比べたものになっています。

要介護3について見てみると、一番上のこの部分が特別養護老人ホームですが240,761円、ブルーの部分が有料老人ホームですが241,521円、赤の部分がサービス付き高齢者向け住宅ですけども245,582円と、それぞれ特別養護老人ホームよりも介護費が高いです。

要介護4についても要介護5についても高いです。

過剰なサービスの提供の可能性

このようなところから、要介護3以上については特に、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の訪問介護やデイサービスのような外付けサービスが、過剰に提供されているのではないか?

その結果、特養よりも介護費が高いのではないかということが指摘されています。



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