訪問介護の開業の手引きNO.15~売掛金の回収は100%である~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

動画


今回は訪問介護だけではないんですが、介護保険サービスを提供している介護事業者のメリットとして、売掛金の回収は100%であるということについてご説明したいと思います。

国保連請求の流れ

介護事業者は介護保険サービスを提供すると、一部は利用者に負担をしていただきますが、残りについては国民健康保険団体連合(通称「国保連」)に請求するという流れになります。

そこで国保連への請求の流れについて、ちょっと見ていきたいと思います。

まず利用者は居宅介護支援事業所に、居宅サービス計画(通常ケ「アプラン」)の作成をお願いします。

そしてここでケアマネさんが作成したケアプランは、利用者に説明し、そして同意を得ることが必要になります。

そして居宅介護支援事業所は、その作成したケアプランに基づいて居宅サービス事業者ごとにサービス提供表を作成し、毎月末までに指定した居宅サービス事業者に送付するということになります。

居宅サービス事業者はケアプランに基づいて介護計画を作成し、利用者に説明・同意を得て介護保険サービスを提供するということになります。

介護保険のサービスの提供を受けた利用者は、一部自己負担を居宅サービス事業者に支払うということになります。

残りを国保連に請求するということになるわけですけれども、居宅介護支援事業所は国保連に給付管理票というのを提出しています。

一方、居宅介護サービス事業者からは、請求書が国保連に提出されます。

この居宅介護支援事業者からの給付管理票と、居宅サービス事業者の請求書がと突合されて、これで問題なければ支給されるということになります。

100%請求額が振り込まれる

この流れの中で、正しく請求された金額は100%国保連から支払われるということになります。

一般的な企業では、請求しても回収できないということが時々あります。

しかし介護保険サービスを提供している事業者、訪問介護事業所などについては正しく国保連に請求すると、必ず2ヶ月後には回収できるという意味では、非常に貸倒れの可能性がないという意味では、非常に安心して経営ができると、こういうメリットがあります。

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