訪問介護の開業の手引きNO.22~訪問介護事業の他に別のサービスを同時に開業するかどうか?~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

動画


訪問介護事業を開業する場合、同時に他のサービスも一緒に開業するかどうかという点について今回はご説明したいと思います。

私の事務所に相談に来られる方は、ほとんどの方が訪問介護事業のみを開業される場合が多いようですけれども、それ以外に他のサービスも同時に開業される場合があります。

私の事務所に相談される方のほとんどが、長年他の訪問介護事業所で勤務されて管理者とかサービス提供責任者として、その地域においてケアマネさんとか地域包括支援センターとか病院などの人脈を非常に深く持っていらっしゃるために、訪問介護事業のみを開業しても十分利用者を獲得できるという方が多いです。

したがって、あえて他のサービスを提供せずに、訪問介護事業のみを開業されるという方が多いです。

訪問介護と他のサービスを同時開業するパターン

しかし他のサービスも同時に開業される方もいらっしゃいまして、主なパターンとして1から4があります。

  1. 訪問介護事業と障害福祉サービスを一緒に開業されるケース、
  2. 訪問介護と居宅介護支援を同時に開業される場合、それから
  3. 訪問介護と居宅介護支援それから障害福祉サービスこの3つを同時に開業される場合、さらに
  4. 訪問介護と介護タクシーを同時に開業される場合
    というようなことは考えられますけれども、ほとんどのケースはパターン1またはパターン2で、パターン3というもたまにありますけど、パターン4はほとんどないですね、私の事務所に来られる方で言うとそういうことが言えると思います。

多いパターンは「訪問介護+障害福祉」と「訪問介護+居宅介護支援」

障害福祉の中で居宅介護のサービスがありますけれども、申請基準というのは訪問介護と同じであるというところで、人員基準とか設備基準を満たしておれば、訪問介護事業の人員基準と設備基準をなどを満たしておればですね、それほど難しい、障害福祉サービスを開業することはそれほど難しいということはありません。

そのために訪問介護とを障害福祉サービスを一緒にされるという方は多いです。

また自らがですね、居宅介護支援事業所を併設するという意味で、訪問介護と居宅介護支援を同時に開業されるという方も多いです。

利用者獲得はなかなか難しい中で、その一つの手段として居宅介護支援事業所を同時に開業されるという方がいらっしゃいます。

さらにはですね、訪問介護と居宅介護支援と障害福祉、同時にされるというケースもございます。

パターン4は少ないですけども、介護タクシーの許可を取っている訪問介護事業所というのはほとんどないと思います。

それだけに許可をしておれば、許可を取得しておれば、一気に他の事業所と差別化が図れるということも言えるかも知れません。

同時開業は資金と人員の確保が問題

いずれにしろ、訪問介護事業以外に他のサービスも同時開業する場合には、それに伴う資金も人員も必要になってきますので、その確保はできていないと難しいという問題が当然あります。

そこら辺の事を十分考えながら、最初からいきなり同時に開業するというのではなくて、資金と人材の確保にそれほどゆとりがなければ、まず訪問介護事業のみで開業しそこである程度の実績を残したあと、少しずつ広げていくというのが一般的ではないでしょうか。

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