売上目標をPDCAサイクルで達成
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
介護事業の経営者の皆様は、損益トントンの売上はいくらか、収支トントンの売上はいくらかを把握しているでしょうか?
1か月いくらの売上を上げれば、 経費を払い赤字にならないか?
また、例えば毎月30万の借金を返済しないといけないと仮定すると、1ヶ月いくらの売上を上げないといけないか、ということを把握しているでしょうか?
赤字にならないように、また借金が返せる様にと考えているが、そのためには1ヶ月いくらの売上が必要か、1日いくらの売上が必要かを把握している経営者は少ないです。
売上目標を定め、その目標を達成するために何をするべきかを決定します。
そして決定したことを実行して、目標を達成できれば問題ありませんが、計画通り目標を達成できないのが普通です。
もし目標に達しなければ、何が問題で何を解決しなければならないかを決定し、改善しなければなりません。
この様に、計画(Plan)⇒ 実行(Do)⇒ チェック(Check)⇒ 改善(Action)を繰り返しながら目標を達成します。
これをPDCAサイクルと言います。
毎日、PDCAサイクル
1年が経って過去の業績が目標に達していなかったから、改善しようというのもPDCAサイクルです。
しかし、1年後に改善するより、1か月後さらには毎日、PDCAサイクルを回す方が、早く改善ができます。
最初は1ヶ月の売上目標を定め、それを1ヶ月の営業日数で割れば、1日の売上目標が決まります。
1日の売上目標は、何人の利用者であるか?1日何人の利用者があれば売上目標を達成できるか?
この毎日の売上目標が達成できなければ、改善案を作成し実行する。
明日以降のブログでは、どの様にして1ヶ月の売上目標を計算するかについて解説します。
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