介護サービス包括型グループホームの現状を教えて下さい。(大阪市北区 50代男性)

質問介護サービス包括型グループホームの開設を検討していますが、現状はどうなっているのでしょうか?(大阪市北区 50代男性)


回答お答えします。

「共同生活援助(障がい者グループホーム)には、「介護サービス包括型」「外部サービス利用型」「日中サービス支援型」の3つの類型がありますが、そのうち「介護サービス包括型」について

  1. 費用額の推移(平成26年~平成28年)
  2. 利用者数の推移(平成26年~平成28年)
  3. 事業所数の推移(平成26年~平成28年)

を厚生労働省のデータからご説明します。

介護サービス包括型グループホームの現状

出典:厚生労働省「共同生活援助に係る報酬・基準について」第8回(H29.9.6)

費用額の推移(平成26年~平成28年)

平成26年度 123,756百万円⇒平成27年度 148,692百万円(20.2%増加)⇒平成28年度164,154百万円(10.4%増加)

平成28年度の費用額は、約1,642億円ですが、これは障害福祉サービス等全体の総費用額の約7.5%を占めています。

利用者数の推移(一カ月平均人数)

平成26年度 76,932人⇒平成27年度 83,591人(8.7%増加)⇒平成28年度 89,452人(7.0%増加)

事業所数の推移(一カ月平均)

平成26年度 4,981か所⇒平成27年度 5,359か所(7.6%増加)⇒平成28年度 5,717か所(6.7%増加)

以上の通り、 費用額、利用者数及び事業所数については、毎年度増加しています。