税務調査でコピーを頼まれた時の対応
税務調査で調査官からコピーを頼まれることがあります。コピーをする手間もかかるしコピー代もかかります。どのように対応したら良いのでしょうか?
税務調査で調査官から資料のコピーを頼まれることがあります。
この時の対応方法としては、次の三つが考えられる。
- コピーの依頼を拒否する。
- コピーは認めるが調査官にコピーしてもらう。
- コピーを認めるとともに会社側でコピーをする。
1番目のコピーの依頼を拒否する理由は、コピーされると会社に不利なことが起きるのではないかという心理が働くからです。
一方、コピーを拒否すると税務調査が長引くのではないかという逆の心理も働きます。
私は原則コピーを認めています。
なぜなら、コピーを認めても税務調査の結果に大きく影響しないからです。
コピーされて困る資料が、税務調査で発見されることはあってはならないと考えています。
税務調査が行われる前の事前準備が出来ていることが大事です。
私は、3番目のコピーを認めるとともに会社側でコピーをする方法が良いのではないかと思います。
なぜなら、コビーを依頼されたら会社側がコビーをすることと同じものを2部コビーすることです。
税務署がどのような資料をコビーしたかを把握しておくことは、どこを調べられているかが分かり次の対応方法を検討することができるからです。
なお、コビーを大量に取られる場合は、コビー代をしても良いかと思います。
調査官もコビー代を請求されても当然だと思っています。
1枚当たり10円程度であれば問題ないと思います。
税務の無料相談を行っています。
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