税務調査の「お土産」
税務調査を早く終わらせるため、調査官に「お土産」を渡すと聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?
もし、本当だとしたら「お土産」はどんなものを渡すのでしょうか?
税務調査で調査官に「お土産」を渡すことがあります。
ご存知でしょうか?
税務調査を早く終わらせるため、手土産のお菓子を渡すのでありません。ましてや現金を渡すわけでもありません。
「お土産」とは税務調査で何も問題がないのに、修正申告を提出することです。
なぜ、そのようなことをするのでしょうか?
それは、経営者と調査官の双方にとってメリットがあるからです。
調査官にとっては、修正申告書を提出させることによって、調査官の成績が良くなります。
一方、経営者や税理士にとっても、「お土産」を作ることはメリットがあります。
「お土産」を作ることで、税務調査を早く終わらせることができるからです。
しかし、「お土産」を作ることは問題です。
税務調査で問題になっていないのに、「お土産」を作って税務調査を早く終わらせようという考え方は、間違っていると思います。
税務調査に問題なければ、毅然とした態度で修正申告には応じてはいけません。
昔と違って税務調査の日数は短くなっていますから、「お土産」を作らなくても調査日数は短いはずです。
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