税務調査官の組み合わせに注意
税務調査は、何人来るのでしょうか?1人ですか?2人ですか?
若い調査官が来るときと、ベテランの調査官が来るときで何か違いがあるのでしょうか?
税務調査の調査官の組み合わせは様々です。
例えば、
- ベテラン(年配)調査官が2 人組の場合
- ベテラン調査官と新人の組み合わせの場合
- 若手調査官が1人又は2人の場合
2番目の「ベテラン調査官と新人の組み合わせの場合」は、まず「ホット」します。
勿論、気は抜けないので安心はできませんが。
なぜ「ホット」するかと言えば、ベテラン調査官と新人の組み合わせの場合は、税務調査の目的の1つが新人の研修の意味合いがあります。
従って、調査先もややこしい会社より比較的協力的な会社を選んで来ることがあります。
調査官の成績より研修が第一目的ですから、この組み合わせなら、あっさり終わる確率が高いです。
一方、注意しなければならないのが1番目の「ベテラン(年配)調査官が2 人組の場合」と3番目の「若手調査官が1人又は2人の場合」です。
1番目の「ベテラン(年配)調査官が2 人組の場合」、税務署はかなり力を入れていることが分かります。
税務署は、事前に証拠をつかんで来ているかもしれません。
こちらも覚悟して税務調査の立会をしなければなりません。
緊張する税務調査になります。
厄介なのが3番目の「若手調査官が1人又は2人の場合」です。
なぜ、厄介かというと若手調査官は
- 税法の勉強不足であったり
- 社会人としての言葉使いや態度が悪かったり
- 頑張りすぎて無理な調査をしてトラブルになったり
- いちいち上司の統括官に伺いをたて調査が終わらなかったり
- 調査は終わりますと言いながら後で「上司から言われましたので」と言って調査をしたり
など大変なことがあります。
税理士がリードしていかないと、税務調査が長くなる可能性があります。
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