介護事業の多角経営や規模拡大するときの考えて方

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です 。

介護事業は多角経営なり規模拡大して利益を出し、介護人材の確保や定着、研修、処遇改善などに充当していかなければなりません。

この介護事業の多角経営や規模拡大について、

  1. 横に広げるという考え方
  2. 縦に広げるという考え方
    の2つの考えて方があります。

まず、横に広げるという考え方は、一つの介護サービスだけでなく関連性のある介護サービスへと広げていく考え方です。

例えば、訪問介護をしている場合、次の事業展開するのは同じ訪問介護ではなく、デイサービスや訪問看護など横にサービスを広げていきます。

この考え方は地域包括ケアシステムの概念が出てきてから、厚生労働省の考え方に合わせて介護事業者も横に広げる戦略を立てるところが増えてきました。

もう1つの考え方は縦の考え方です。

例えば、デイサービスで認知症の方が増えてきたので認知症対応型デイサービスする。

そしてグループホームへと、縦のラインが出来上がります。

ご利用者の状態に合わせて、どの様な状態でも引き続きサービスの提供が継続できるようにするという配慮から、この考え方が生まれてきました。




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