介護事業の新規参入、立ち上げ~株式会社か合同会社か~
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
介護事業を立ち上げる場合、会社を設立しなければなりません。
この時、会社の種類(株式会社、合同会社など)を選択しなれればなりません。
会社の種類には。株式会社や合同会社以外にNPO法人や一般社団法人などがありますが、ほとんどケースで株式会社か合同会社のいずれかを選択されます。
株式会社と合同会社とは、株主総会などの機関、利益分配等に違いはありますが、契約や税制面などでは、特に違いはありません。
違いがあるのは、次の2点です。
設立費用(登録免許税等の実費)は、株式会社で約20万円、合同会社で57,000円で約14万円の差があります。
しかし、信用という面では株式会社の方が知名度が高く、合同会社の知名度は低いです。
設立費用を重視するか、知名度を重視するかの選択になります。
(ご参考)
WAMNETで介護事業者情報を検索した結果(大阪府の登録件数、平成24年7月現在)
株式会社10,471件
有限会社 5,078件
合同会社 636件
一般社団法人 57件
宗教法人 12件
医療法人 3,210件
特定非営利活動法人 772件
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