参加者一人のセミナー講師

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

私が30歳代の頃、近畿2府4県の商工会議所や商工会のセミナー講師を多く依頼されていました。延べ50回以上になったかと思います。

京都府の北から南は和歌山県まで、遠方の場合は一泊して、セミナー講師をしていたことがあります。

人前で話しをすることが苦手な私が、曲がりなりにも人前で話しができる様になったのも数多くのセミナー講師をしてきたからだと思います。

この様に遠方のセミナー講師をしていると思いがけないことがあります。

一泊してのセミナー講師をしたときの話しです。駅前の旅館を予約してあるということで、前日の夕方にその旅館に着く予定で出発しました。

駅前の旅館であれば、ロータリーがあって人通りもあり、にぎやかであるというイメージがあります。ところが駅に着いたとたんに私の描いていた駅前のイメージとは、まったく違いました。

ロータリーどころか人影はまったくなく、電柱に電球が付いているだけで、辺りは真っ暗です。

たまたま歩いていた人を見つけ旅館の場所を聞いてたどり着くことが出来ました。その旅館も宿泊客は、私一人のようで、まったく人の声がしません。とても不気味な感じでした。

もう1つびっくりする話しです。参加者が一人だけのセミナーの講師をした経験があります。

このセミナーも遠方にある商工会のセミナーだったと思います。定時になっても誰一人来ません。事務局の人に、後30分経っても来られなければ帰りますと言っているところに、お一人の参加者が来られました。

これで何とかセミナーを開催できると思いました。一対一のセミナーとなったのですが、お一人ですので個別相談に切り替えて質問を聞いて回答するという形にしました。30分から40分の個別相談で終わりました。

そして、参加者は帰えられました。私一人が取り残された状態で、このまま待っても人の来る気配はありません。事務局の方に了解を取って早めに切り上げました。

不完全燃焼のセミナーでした。


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