通所介護の現状について(利用者数)
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
通所介護の現状について、社会保障審議会介護保険部会(第45回)の資料に基づき、少し古いデータ(平成23年)ですがご紹介します。
通所介護の利用者数
平成23年度末現在、通所介護の利用者は、約148万人(平成13年度末の約2.2倍)で、介護サービス(介護予防含む)利用者全体の概ね3人に1人が利用しています。
近年は、1年当たり約7~8万人ずつ利用者が増加しています。
通所介護については、介護や機能訓練に重点を置いたもの、レスパイト中心のもの、サービス提供時間の長短、事業所の規模など、様々なサービス提供の実態があります。
注) 各年度の受給者数の値は、介護給付費実態調査を用いて、各年度の3月サービス分(4月審査分)の値としている(つまり、各年度末の値を記載している)。
※前年度の1月当たりの平均利用延人員数・・・300人以内:小規模 750人以内:通常規模 900人以内:大規模Ⅰ それ以上:大規模Ⅱ
通所介護の要介護度別利用者割合
平成18年改定では要介護別の報酬を設定(従来は「1-2」「3-5」の2区分)するなど、適正な報酬設定となるよう見直しが行われました。
通所介護の利用者の要介護度割合について、制度開始以降、顕著な変化は見られません。
要支援者も全体の2割を超える利用があります。
注) 各年度の値は、介護給付費実態調査を用いて、各年度の3月サービス分(4月審査分)の値としています(つまり、各年度末の値を記載しています)。
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