「定期巡回・随時対応サービス」は失敗か?

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

「定期巡回・随時対応サービス」の実施状況(平成25年5月末時点)

厚生労働省から昨日、「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」(以下「定期巡回・随時対応サービス」)の平成25年5月末時点の実施状況が発表されました。
実施状況

平成25年5月末時点で保険者数150、事業者数292で、相変わらず微増です。

「定期巡回・随時対応サービス」は失敗か?

この状況を見て、中には「定期巡回・随時対応サービスは普及しないのではないか」また、「厚生労働省が新たに導入した定期巡回・随時対応サービスは失敗したのではないか」と言う人がいますが、決してそうではないと私は思います。

団塊の世代が75歳になる2025年までに「定期巡回・随時対応サービス」が定着すれば、その後30年間は続けることができます。

厚生労働省の目標は2025年であって、今の段階で多くの利用者が集まることを期待しているとは思えません。

厚生労働省は本気で「定期巡回・随時対応サービス」を実行しようと考えていると思います。

しかし、介護事業者としては、この「定期巡回・随時対応サービス」に安易に手を出すのは考えものです。

今は利益が出なくても、2025年頃に利益が出たら良いと考える、財務体力のある大手の介護事業者しか「定期巡回・随時対応サービス」を行うのは困難です。

定期巡回・随時対応サービスの事業所数(平成25年5月末) ※老健局振興課調べ

定期巡回・随時対応サービスの事業所数

定期巡回・随時対応サービスの創設

重度者を始めとした要介護高齢者の在宅生活を支えるため、日中・夜間を通じて、訪問介護と訪問看護を一体的に又はそれぞれが密接に連携しながら、定期巡回訪問と随時の対応を行う「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」が創設されました(平成24年4月)。
定期巡回・随時対応サービスの創設



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