小規模デイの選択枝

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

2015年介護保険制度の改正に伴い小規模デイは、環境適応しなければなりません。

そこで、考えられる小規模デイの選択肢は次の4つです。

  1. 通常規模に変更する。
  2. 大規模型・通常規模型のサテライト事業所になる。
  3. 小規模多機能型のサテライト事業所になる。
  4. なにもしないで地域密着型の通所介護に移行される。

画像の説明

3番目の小規模多機能は、少ないのでここでは除いて、上の図の通り1番目と2番目は従来通りの都道府県の許認可なのに対して、4番目の地域密着型通所介護は文字通り地域密着の市町村の許認可になります。

地域密着型に移行されると、今までの都道府県の許認可とは違って、色々と影響を受ける可能性があります。

例えば、

  1. 公募制による指定
  2. 総量規制
  3. 指定時に住民などからの意見聴取
  4. 運営推進会議の定期的開催義務
  5. 地域をまたいだ利用者の受け入れ不可
  6. 地域独自のローカルルールによる厳しい規制
    などです。

その結果、小規模デイが選択すべき道は

  1. 小規模デイが1ヵ所しかなければ、通常規模に変更する。
  2. 小規模デイが2ヵ所以上あれば統合を考える。
  3. 大規模型・通常規模型のデイがあればサテライト事業所になりうるか検討する。
    となります。



    a:3797 t:1 y:0