デイサービスが訪問看護ステーションと連携するメリットと注意点

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

看護職員が不足していることから、デイサービスが病院、診療所、訪問看護ステーションと連携し、健康状態の確認を行った場合には、人員配置基準を満たすものとして緩和されました。 

看護職員の配置の緩和
出典:平成27年3月3日全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料

デイサービスが訪問看護ステーションと連携するメリット

デイサービスが訪問看護ステーションと連携すると、デイサービスは看護職員を雇用しなくてもよくなります。

例えば、訪問看護ステーションと月5万円とか10万円で契約して、いま看護職員に支払っている給料より安ければ、契約することによって経費を抑えることができます。

また、看護職員が不足している中、訪問看護ステーション等と契約して連携することができれば、看護職員の配置に困ることはありません。

さらに、我慢して看護職員を雇用しなくてよくなります。

デイサービスが訪問看護ステーションと連携するときの注意点

一方、デイサービスにとって、訪問看護ステーションとの連携は気をつけなければならないことがあります。

すなわち、訪問看護ステーションがデイサービスとの契約を解除すると、デイサービスにとって大変困ったことになります。

看護職員が、配置できないことになります。

もし、訪問看護ステーションが契約を解除した場合は、すぐ看護職員を探すか、それが無理なら定員を10人以下に変更しなければなりません。

この様に訪問看護ステーションが、デイサービスの生殺与奪権を握ってしまうことになることに注意しなければなりません。




松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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