利益を出すための公式

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護事業に限らず、事業で利益を出すための原則というものがあります。

利益は「売上-コスト」で、売上は「単価×数量」から構成されていることから利益を出すためには、単価、数量、コストをいかにコントロールするかにかかっています。

利益をあげるためには、単価を上げ数量を上げ、さらにコストを下げることを同時に実行できたらベストですが、利益を上げるためには、単価を下げて数量を増やし、結果的利益を出す方法があります。

3つ要素である単価、数量、コストの組合わせは3×3×3=27通りあります。

この27通りのうち、どれを採用するかを検討することによって、利益を上げるためのアイデアが生まれてきます。

利益を出すための公式

介護事業における利益を出すための公式

介護事業については言えば、単価を上げるとは、加算を取るとか重度者を利用者にすることを意味し、数量を増やすとは新規利用者を獲得するとか、既存の利用者の利用回数を増やすなどを意味します。

なお、今回の介護報酬改正で、予防は約20%ダウンしたので、新規利用者を20%すなわち利用者5に1人の割合で増やさないと現状維持できません。

同様に、小規模デイは報酬10%ダウンしていますから新規利用者を10%増やすか、既存の利用者の利用回数を10%増やサなければ売上がダウンします。

通常規模及び大規模は、報酬が5%ダウンしたので新規利用者を5%増やすか既存利用者の利用回数を5%増やすことによって、報酬改正前の売上を維持できます。

コストについては、人件費の割合が高いのでいかに効率よく生産性を上げるかが大切です。




松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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