介護報酬と診療報酬の同時改定のときは、介護にとって不利な結果

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

2年後の平成30年は、次の3つが同時改定されます。

  1. 3年に1回の介護報酬の改定
  2. 6年に1回の診療報酬の改定
  3. 介護保険法の改定

過去最大と言われる大改定が予想されます。

画像の説明

恐らく介護事業者様の最も関心のあることは、介護報酬の改定ではないでしょうか?

去年、介護報酬は大きく下がりました。

マイナス4.8%下がりました。

次の介護報酬の改定では、報酬アップを期待される方もおられると思いますが、良くて横ばいで下がると予想されます。

過去の同時改定では介護は医療に全敗

今まで6年に1回、介護報酬と診療報酬の同時改定が行われてきました。

しかし、介護報酬の改定にとっては、診療報酬との同時改定は良い結果ではありませんでした。

なぜなら、介護報酬と診療報酬が同時改定される年は,介護と診療が予算を取り合うからです。

診療報酬を上げたら予算が減るので、介護報酬を下げるとうことになります。

過去の同時改定では介護は全敗です。

医師会は、政治献金など組織的な政治活動によって、自分達の意見を法律改正に反映させようとしています。

しかし、介護業界では医師会のような組織はなく、どうしても介護事業者の意見が反映されない傾向にあります。

そのためかどうかは分かりませんが、医療と介護の報酬の同時改定のときは、介護にとって不利な結果になっています。




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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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