要介護度改善で保険金を受け取れる新しい商品が発売される予定

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

7月25日の日本経済新聞に「介護度改善で保険金」という記事に目がいきました。

自助努力により要支援・要介護度が改善した場合に、保険料の5倍程度の保険金が支払われる保険が、今年の秋にSOMPOケアグループの介護施設の利用者に売り出されます。

その後、他社の施設利用者にも販売される予定です。

画像の説明

今、介護報酬改定の議論が介護給付費分科会で議論されていますが、厚生労働省や国は、自立支援により要介護者を改善し、膨張する介護給付費を抑制したい考えです。

そのような動きに敏感に反応して、これから自助努力による要介護度改善が進んでいくであろうとの予想のもとに、新しい保険商品を売り出すのだと思われます。

また、このような保険が売り出されることによって、自助努力で要介護度を改善しようとする動きが生まれる可能性があり、厚生労働省や国にとって願ってもないことです。



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