大阪府の介護施策の課題~要介護状態に至らないために~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

動画


今日は昨日に引き続きまして、大阪府高齢者保健福祉計画推進審議会専門部会報告書の中から、大阪府における介護施策の現状と課題と対応の方向性について、見ていきたいと思います。

昨日のブログでも触れましたが、大阪府の現状は要介護認定率と被保険者一人当たり介護費が全国一高いです。

この現状に対して、課題として1から4が挙げられてます。

今日は1番目に挙げられた要介護状態に至らないための健康に資する施策等の必要性についてのところで、要介護認定率が男女とも全年齢階級で全国一高いと、ここに書いてありますが、これについてみていきたいと思います。

このスライドを見ていただくと介護認定者の特徴として、要介護度別の認定率が記載されていますけども、先ほど申し上げた通り大阪府は全ての年齢階級で全国平均を上回っている。

その差分のおよそ6割は、要支援が占めています。

具体的に数字が並んでいますので、見ていきたいと思います。

左側は全国の年齢階級別・要介護度別の認定率、右側が大阪府になっていまして、上が男性で下が女性とこのようになっています。

例えば全国の男性65歳から69歳までの要支援の認定率は0.42%です。

それに対して大阪府は0.74%で0.32%の差があります。

このように各年齢層で大阪府は認定率が高い、 特に要支援1、2が高いという現状になっています。

これを受けて 介護予防・自立支援を推進していくことにより 全国平均との差は詰められるのではないか? このスライドではこのように指摘しています。



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