訪問介護の開業の手引きNO.18~訪問介護事業のデメリットその1競争が激化している~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

動画


訪問介護事業のメリットはあるわけですけれども、デメリットについても触れていってみましょう。

いくつかありますけれども、その中でも今回は「競争が激化している」ということについて述べさせていただきたいと思います。

競争が激化している理由

訪問介護事業でなぜ競争が激化しているのか、大きく分けて次の3つの理由が考えられます。

  1. 1つ目の理由が、訪問介護は小資本で開業できるなどのメリットが多いということ。
  2. 2つ目は規模の大きい事業所が拡大しつつあるということ。
  3. 3つ目が併設している居宅介護支援事業所は自社に回すということ。

こういった理由によって競争が厳しくなって、利用者を獲得するということはなかなか難しいというような状況が起きています。

訪問介護は小資本で開業できるなどのメリットが多いので競争相手が多い

訪問介護事業は小資本、あるいは定員がないなどの理由により、参入しやすい介護サービスであるということで、多くの方が訪問介護を始めようとします。

それは大変良いことなんですけれども、それだけ競争相手が増えるということで、競争が激しいというようなデメリットがあります。

このことはこれから訪問介護を開業するという方は、念頭に置いていただきたい一つであると思います。

規模の大きい事業所が拡大しつつある

さらにこれは訪問介護に限ったことではありませんけれども、介護事業者の中には大手と言われるような規模の大きい事業所がありまして、人の採用についても非常に介護職員を集めて事業所を拡大し利益も多く出しているという現状があります。

大手の介護事業所は利益を出ているということで、介護職員の募集にあたっても、非常に有利な条件で募集ができます。

こういったことで、どんどんどんどん周りの介護事業所に浸透していっているというようなことで、大きな訪問介護事業所が出来上がるとそれによってますます競争は激化していくというようなことがあります。

居宅介護支援事業所を併設している

さらに3つ目として、居宅介護支援事業所を訪問介護事業所が併設しているということが多いわけですけれども、居宅介護支援事業所が作成したケアプランを自社の訪問介護事業所に付け外に回さないというような傾向にあります。

そのために自社でほとんど訪問介護をして外に回さない結果、競争が激化し利用者を獲得しにくい、このような状況になっています。

以上3つ上げた理由によって訪問介護事業というのは、いくつか介護保険サービスがありますけれども、競争が厳しい、そういう事業となっています。

今からその訪問介護を開業しようと参入しようと考えの方は、この3つの理由について対処していきながらやっていかれる方がいいのではないかとそのように思います。

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