訪問介護の開業の手引きNO 41~クリーニング屋さんの営業と同じイメージで~【音声動画+テキスト】
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
動画
訪問介護事業を開業された場合に、ケアマネさんへ営業に行くことになるわけですけれども、その時のケアマネさんへの営業の基本的な考え方についてお伝えしします。
特に介護事業に初めて参入されるといった場合に、ケアマネさんへの営業は少し他の営業と異なりますので、特に初めて介護事業の営業をされる場合にはご注意いください。
ここに書かれていますように1から4までの基本的な考え方について述べさせていただきたいと思いますが、今日はこの1番目のクリーニング屋さんの営業と同じであるという点について述べさせていただきたいと思います。
まあ一般的に営業といえば、住宅に飛び込んで押し売り的な営業もあれば、あるいはゴルフや飲食などの接待と言った営業もありますし、あるいはチラシを撒いて営業に行くというような色々な営業方法がありますが、ケアマネさんの営業はどちらかというとクリーニング屋さんがしているような営業に近い、そういうイメージで持っていただいたら良いのではないかという風に思います。
それではクリーニング屋さんとはどんな営業をしているのでしょう。
ケアマネさんへの営業は御用聞き営業
例えばですね、インターホンを鳴らして「こんにちは。〇〇クリーニング屋ですけども何かありませんか?」と言われますよね。
そして何もなければ「何もありません」と答えると「またお願いします」と言って帰って行きます。
こういったイメージじゃないでしょうか。
そこでしつこく営業をしたりというようなことはしません。
まず御用聞き営業というようなのが、クリーニング屋さんの営業と言っていいのではないでしょうか。
ケアマネさんへの営業も、どちらかというとこれに近いというようなイメージです。
特にですね、先ほど申し上げたように異業種から参入される場合には、初めて営業されるときに頑張ってやろうとしてしつこくケアマネさんに食いつくとケアマネさんに嫌われてしまいます。
もう二度と相手にされないというようなことがありますので、ご注意いただきたいと思います。
ケアマネさんの様子を見ながらコミュニケーションをとる
とわいえ「こんにちは。何かありませんか?」と言って、「何もありません」と繰り返してると、そこでコミュニケーションというものが取れません。
そこで相手のケアマネさんの様子を見ながら何度か行っていくうちに少し時間がありそうだとか、あるいはちょっとこちらに話をかけていただけるというようなことがあると、少しずつ話をしていきながら、例えばチラシを渡して「うちの事業所はこういう特徴がありますよ」というようなことを話をする。
最初から仕事をもらおうということをせずにですね、時間をかけて親しくなって、そして無理な営業をせずに御用聞き営業に徹するということを心がけていただくということですので、継続的に時間をかけてやって行くという覚悟が必要になってきます。
以上がクリーニング屋さんの営業と同じというテーマでお話しさせていただきました。
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