訪問介護の開業の手引きN0.78~定着率を向上させるためのヒント~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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訪問介護事業を開業されて事業が順調に進み、人を採用するという時に必ず出てくる問題が人材不足です。

一旦採用したけども人が辞めていく、また採用をしないといけないということで、その繰り返しになる。

そこで人材不足を解消する一つの方法として、今回ご紹介させていただきたいと思います。

日本政策金融公庫総合研究所が介護職員・登録ヘルパーの定着率についてアンケート調査した結果が出ておりまして、人材が足りているところは定着率が高い、足りていないというところと比べると定着率が高いというような結果が出ております。

定着率を高めるということが、人材不足解消の一つの方法になるというふうに考えられます。

次に見て頂いてる資料というのが、介護労働安定センターから出てる離職者の勤続年数ですが、何年で辞めるかというデータですけども訪問介護員の正規職員のところを見ていくと、一年未満の者が37.1%、1年以上3年未満の者が28.4%いうことで3年未満で65%の人が辞めていく。

実にですね3年以内に3分の2はやめていくというようなデータが出ています。

非常に訪問介護事業を経営される方にとって、非常に厳しい内容になっています。

それだけに定着率を高めるということが、非常に重要になってくるということをお分かりいただけると思います。

現在の仕事を選んだ理由と前職の介護の仕事を辞めた理由

それでは定着率を高めるにはどうすればいいかというところですが、そこで現在の仕事を選んだ理由と前職が介護関係の仕事をしている人で前職の介護の仕事を辞めた理由というのを介護労働安定センターから出ています。

これを見ていくとヒントになるものが出てくると思います。

まず現在の仕事を選んだ理由ですけども、一番多いのが働きがいのある仕事だと思ったとか資格技能が生かせるか、人や社会の役に立ちたいというようなものがベスト3となってます。

これから新しく介護する人は希望をもって、夢をもって働こうとしていますからこのような理由になってくると思います。

しかしですね現実、介護の仕事に就くと夢とはかなりかけ離れている、現実はかなり厳しいというところで前職が介護関係であった人が、なぜ前職を辞めたかそういう理由がここに書かれています。

左側の抽象的な理由と違って、こちらは非常に具体的です。

一番目が職場の人間関係に問題があったというのが一番多いです。

次に結婚・出産・妊娠・育児のためというのが二番目に続いています。

三番目に法人や施設、事業所の理念や運営のあり方に不満があったとこのように書いてあります。

これがベスト3です。

定着率を高めるためのヒント

二つ目の結婚・出産等、これは事業所の努力では何ともならないんですけども、一番目の職場の人間関係に問題があった、三番目の法人や施設、事業所の理念や運営の在り方に不満があったについては、事業所の努力によって改善することが可能かと思います。

このようなことから、定着率を高めるというためにはこの二つ。

これを改善することによって、定着率を高めるという可能性があるんではないか、そういうようなヒントをこの資料は与えてくれると私は思います。

今回の動画はここで終わりますけども、次回以降の動画では、それでは職場の人間関係を良くするためにはどうしたらいいかとか、理念や経営の在り方についてどうしたらいいかという点について触れていきたいと思います。



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