訪問介護の開業の手引きN0.85~外部セミナーを受講させることと定着率との関係~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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訪問介護事業を開業されて、人を採用し定着させたいと思う時に、定着率を高めるためにはどのようにしたらいいかと、いろんな方法をご紹介していますが、今回は外部セミナーを受講させると定着率が上がるというこの点について、述べさせていただきたいと思います。

外部セミナーを受講させると定着率が高くなる

日本政策金融公庫総合研究所が、外部セミナーを受講させているという場合とさせていないという場合で、定着率が高いか低いか同じぐらいかというところを調査した結果、受講させているところは定着率が高いと答えた人が53%。

受講させていない場合で、高いと答えた人が45.8%と少しですけども外部セミナーを受講させた方が、定着率が高いというような結果になっています。

なぜ定着率が高くなるんでしょうか?

それでは外部セミナーを受講できると、なぜ定着率が高くなるんでしょうか。

そういうことを考えてみたいと思うんですが、おそらく一般的にやる気のある人というのは、自分の能力を高めたいという気持ちが非常に強いと思います。

例えば、ご利用者の自立支援をするためにはどうしたらいいか、そういう支援をするためにどうしたらいいか、悩んでいる職員がそれを解決できる方法は外部セミナーにありますよと言えば、参加したいという風に思うでしょう。

あるいは初任者研修しか終了してない人で、意欲の高い人でその上を目指して実務者研修とか、あるいは介護福祉士を目指すため、勉強したいと考えるのが普通だと思うんです。

このような時に意欲のある人を訪問介護事業所が積極的に支援をする。

例えば、勤務時間内であっても研修に参加できるように配慮するとか、あるいは受講料の負担をするとか、そういうことを事業所が支援すれば自分の能力を高めたいという、そういう人の希望を叶えるということになりますので、この事業所に長く務めたいと思う。

したがって、定着率が高くなってくるではないかと思います。

確かに、外部セミナーに事業所がお金出して勤務時間内に行くことを許して、結果的に退職されるという可能性もあります。

経営者の覚悟が必要

そのため積極的でない経営者の方もいらっしゃいますけども、それは仕方ないことで、それ覚悟で長く務めてもらうという為には、やる気のある人にそういう自分の能力を高めるための外部セミナーに参加をする機会を与えるという事業所であっていただきたいと思います。

今回は外部セミナーを受講させることと定着率の関係について述べさせていただきました。



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