訪問介護の開業の手引きN0.92~訪問介護の経営実態~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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今日は訪問介護の経営実態はどうなってるか、ということについて皆さんにお伝えしたいと思います。

他社と比較して自社を判断

訪問介護事業を開業すると、自分の事業所がどういう経営を他の事業所と比べて自分のところの事業所の経営が、どういう状況になってるかということを知っておくということは大事だと思います。

自分の事業所が、いいのか悪いのかというところを判断する場合に、他者の事業所の売上等の数値が、どうなってるかというところを見ておくと、自分のところの良し悪しを判断できるということになります。

平成29年度介護事業経営実態調査

そこで厚生労働省が平成30年度の介護報酬改定に先立って、平成29年度に経営実態調査を行いましてその結果が出ております。

この数字は平成30年度の介護報酬改定前の数字ですけども、参考になると思いますのでご紹介したいと思います。

まず収入についてですけどもここ見ていただくと、平成26年度が243万円、27年度が240万7000円、28年度が222万7000円と介護報酬の引き下げ等に伴いまして、1ヶ月の平均の売り上げが減ってきていると言うことが伺えます。

さらに税引後の利益も、このようにだんだん減ってきている。

このようなことから介護報酬は、これから3年ごとに改定されるわけですけども厳しい状況であるということがいえます。

さらに訪問介護事業を開業される方で、注目していただきたい数字が人件費です。

大体70%から80%ぐらいの人件費が発生する。

特に人件費率に注目

売上に対する割合の数字を見ながら、自社が人件費が多いかどうかというのを判断していただく資料にしていただければと思います。

さらに利益率が何%のところが多いかということなんですけども、プラス10%のところが一番高いということになっています。

したがって10%のところを目指すというのが、皆さんが訪問介護事業をやっていただいた場合の1つの目標になります。

例えば売り上げが200万円であれば20万。300万であれば30万円という利益を残すというような事を一つの目標にしていただくというようなことが大事かと思います。

このように自分のところの事業所の良し悪しというのは、厚生労働省等が出している資料と比べてみるということによって、人件費が多いのか売上が少ないのか比べることによって明らかになります。

インターネットで「平成29年度介護事業経営実態調査」と検索していただくと、この資料が出てきますので、これを手元に置きながら比べてていただければと思います。



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