訪問介護の開業の手引きN0.101~会社の資本金はいくらにすればいいですか?~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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訪問介護事業の開業相談を色々していますと、色々なご質問があるんですが、その時に会社の資本金はいくらにしたらいいですか?っていうようなご質問を受けることがあります。

その中でこう言った質問もあります。

資本金が1円でも出来るって聞いたんですけども1円でいいですか?とか資本金が多いほど信用力あると聞いたんですが資本金が多いほど良いんですか?など様々なご質問があります。

そこで今まで相談を受けた内容の中から、いくつか抜粋をしてお答えしていきたいと思います。

資本金1円でもいいのか?

まず、資本金1円でも設立できるので、1円にしたいというような方がいらっしゃいます。

これは色々問題点がありまして、1つはですね、訪問介護事業の指定申請の書類を作って、役所に書類を提出する時に資本金が1円ですと、もうお金がないということで利用者へサービス提供できなくなる。

これがやっぱり1番、役所としては心配するので、資本金1円であったとしてもですね、お金がなくなった時には代表者がお金を会社につぎ込むことができるか、その念書みたいなのを書かされることがあります。

さらにで、融資を考えてらっしゃる方は、絶対1円は避けた方がいいです。

というのは資本金というのはある程度信用力、会社として返済しなくていいお金なので、そのお金があればあるほど信用力が高いということで、融資もしやすくなるということですので、ある程度、一定の自己資本金が必要になると思います。

資本金はいくらにすればいいのか?

じゃあ資本金が多いほど信用力があるということで、たくさんの資本金があればいいということになるんですが、お金がある人はそれでももちろん問題ありません。

ところが融資を考えてらっしゃる方ですと、それだか資本金が多いと借りる必要もないということになるので、融資を考えてらっしゃる方は資本金は少なめに控えて融資を受ける。

例えば、訪問介護事業を開業するのに800万のお金がいる。

自己資金800万あります。

資本金800万ありますと言うことになれば、融資を受ける必要はないと言うことになります。

だから融資を考えられる方の場合は、そういう点も考えていただく必要があります。

次に税金を安くするためには、資本金が1000万以下であるということが必要です。

この点について見ていきたいと思うんですが、まず大阪府を見ていただきたいと思うんですが、法人府民税均等割というのがあります。

これは均等割というのは赤字でも黒字でも払わないといけない金額ですけども、資本金等の額が1000万以下である法人は2万円ですけども、1000万を超えると7万5000円になるということで、資本金が大きくなると均等割というのが増えてきますから、1000万までということで資本金を設定していただいたら良いと思います。

それから大阪市の均等割についても、同じようなことがありまして、資本金等の金額は1000万円以下の法人については、50人以下の従業員であれば5万円で済むけども、1000万を超えちゃうと13万円になるということなので資本金は1000万を超えてはならない。

超えるんであれば、均等割をたくさん払うという覚悟が必要になってきます。

訪問介護事業を開業するにあたって、開業資金とか運転資金が必要になるわけですけども、これは自己資金、これは資本金ですけども、それと金融機関からの借り入れということになります。

訪問介護事業の場合は、100万から300万までの自己資金は必要かと思います。

以上で会社の資本金ついて触れましたが、これからの動画では金融機関からの借り入れについて述べさせていただきたいと思います。



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