訪問介護の開業の手引きN0.112~損益計算書と資金繰り表をスポーツに例えると~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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訪問介護事業を開業されて、決算を迎えるというようなことがありますし、また資金がショートしてはいけないので資金繰り表を作成するというようなことがあります。

そこで資金繰り表と損益計算書の関係について、訪問介護事業を開業されたあと、必要な会計に関する知識として、覚えていただければと思い、動画でご説明したいと思います。

資金繰り表とは

資金繰り表というのは要はお金の出入りです。

入金と出金があって、例えばまあ実際には普通預金とかそういうところに入っているお金なんですけども、そこは出たり入ったりするし、手元に現金を持っていれば出たり入ったりします。

それのトータルを示したものが資金繰り表です。

例えば、4月に訪問介護を開業して入金はありません

2ヶ月後の6月から4月に入ったサービスについては入金がありますので、資金繰り表の入金欄は6月からこうやって記載される。

一方、出金、実際にお金が出てくるというのはもう最初の月、4月から給料や家賃など発生しますので、こういう風に毎月のように発生する。

出金が先で入金があとということで、資金繰りは最初の出足スタートは苦しくなります。

これが資金繰り表です。

損益計算書とは

一方、損益計算書というのは、会社の業績を示すものですので、サービスを提供した4月。

それは6月に入金されるんですけども、請求する権利が発生したということで、入金がなかったとしても売り上げとして認識します。

ここが資金繰り表との大きな違いです。

損益計算書は会社の業績を示すものですから、お金が入ってきてない、かといって何もしてなかったわけではなくて、サービスを提供して50万請求する権利が発生している。

これを50万の売り上げがあるということで、認識しないと100万の費用をかけてますけども、お金が入ってきていないということで売り上げにあげないと、正しい業績を示さない。

ということでサービスを提供してお金は入ってないけども、サービスを提供したといって売り上げに認識をします。

これが損益計算書です。

損益計算書はスポーツに例えると野球によく似てる

損益計算書というのは、毎月こう赤字であっても、1年間を通してですね、例えば3月決算ですと、1年間トータルで黒字になればいい。

だから最初の月に赤字であってもそのあと黒字にして会社の決算は1年単位で計算しますので、1年で黒字とこういう風になります。

したがってこれをスポーツに例えると、野球によく似てると言われます。

最初に赤字であってもその後、点を取って、黒字化していけば最終的に勝負に勝つというようなことで野球に例えられます。

資金繰り表はスポーツに例えるとボクシングに似ている

一方、資金繰り表はお金がなくなると給料の支払いとか、滞ったやつの支払いとか滞ったりして会社の信頼を揺るがし、場合によっては従業員はどんどん辞めていって、会社が倒産するということで資金繰り表はボクシングに似てます。

1回でも資金がショートして払えないと、信用問題で回復不可能。

他のその後の月でいくら売り上げをあげられて入金が多かったとしてももうそれでは信頼は回復できない。

もうそこで終わり。

資金がショートしたところで終わりという意味では、ボクシングに似てるという風に言われています。

以上で損益計算書と資金繰りをスポーツにたとえて、わかりやすくお伝えしたという風に思っております。

ご理解いただけたでしょうか。



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