訪問介護の開業の手引きN0.113~資金繰り表と給料の締め・支払日~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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訪問介護事業を開業されて重要なこととして、資金が回ること。

資金が不足するということになると、大変なことになりますので、資金繰り表を作成できるということが、やっぱり大事になってきます。

そこでおすすめするのが、次のような出金簿のような資金繰り表です。

たとえば来月の資金繰りを予想しまして、だいたい出金するものはわかっているはずです。

ガス代が3月7日に1発生する、電気料金は3月16日に3発生するとか、3月19日には水道代が1発生するとか、給料180出金するとこの予定です。

このように予定をこういう風に入れていただく。

入金もここで予定を入れていただくということで、プラスマイナスしていただいて資金が月末では115あるか、3月末で135あるから問題ないということで資金繰りは大丈夫だという風に判断するということもあります。

給料の締切日は最初に決めるとき慎重に

ここで重要なのは、ここです。

給料の支払日が25日に設定すると、例えば25日は日曜日になるので通常早く23日の金曜日に支給するということになります。

しかし180払うと残高が115しかありませんので、マイナスになってしまいます。

国保連は23日に入って来ずに通常は月曜日に入ってくるということになるので、月曜日にお金は足るわけですけども給料の支払いが遅延するということになると従業員からこの訪問介護事業所は大丈夫だろうかというような不安に駆られるということになります。

そういうことになるとやはりよろしくないので、この辺りは日々資金が足るか足らないかというところをチェックしていただくということが大事になります。

そして訪問介護事業を開業されて、給料の締めと支払日を最初に決めるときにここが非常に重要です。

一旦決めると変更するのはなかなか大変です。

そういうことで、まず給料の締めと支払日の、これは25日に給料を払うという設定にしていますから国保連と支払いが全部こういうようなマイナス状態が発生するわけです。

しかし例えば、月末締めの翌15日払いとか、20日締めの月末払いとかこのようにすると国保連からの入金後に支払うということになりますから、このようなことは起きないということになります。

したがって給料日の締め、支払日は安易に当月分を当月25日に払うというようなことを、例えば20日締めの25日払いとかいうようなことにすると国保連の支払いが遅れた場合に資金ショートしてしまうという可能性があるので、給料の締めと支払日は最初に決めて、しっかり決めておかないとあとで変更するのは大変ですので、最初の設定時に要注意していただければという風に思います。



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