一人当たり介護給付費は85歳以上の年齢階級で急増【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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介護保険制度の改革の審議が行われていますが、その審議の中で大きな課題となるであろうと思われるところをこの資料に基づいてご説明したいと思います。

まず、左側の年齢階級別の要介護認定率の推移ですが一番下のこの黄色い横線ですけども、65歳以上の人で要介護の認定を受けている人が全体の18.2%ということになっています。

一人当たり介護給付費は85歳以上の年齢階級で急増

出典:第75回社会保障審議会介護保険部会資料

一方、75歳以上で介護認定を受けている人が32.2%、85歳以上では60.1%と年齢が上がれば上がる程、介護認定を受けている人の率が増えていくということになります。

ここの各年齢階層別の認定率という、この青い折れ線グラフでも年齢が高くなればなる程、認定を受けている人が増えていくということになります。

一方、人口一人当たりの介護給付費の金額ですけども、ここの85歳から急激に一人当たりの介護給付費が増える。

当然と言ったら当然なんですけども、要介護の度合いが高くなっていきますから当然一人当たりに支払う給付費も増えていく。

このような現状になっています。

このことがどういうことを意味するかというと、これは75歳以上になっていくと要介護認定率、介護認定を受ける人が増えると同時に、一人当たりの介護給付費が増える。

この二重の相乗によって介護給付費全体の金額が膨大に増えていくという、そういうことが予想されるということが、この2つのグラフによって示されています。

介護保険制度の改革にあたっては、このように膨大に増える介護給付費について、今のうちから見直しをしていかなければならない。

これが大きなテーマになっています。

この2つのグラフはそれを示しているということが言えます。

以上で終わります。



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