元気な高齢者の介護助手への参加人数を介護インセンティブ交付金の評価項目に【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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【文字起こし】
以前の動画で日経新聞のこの記事をご紹介しました。

介護助手として高齢者が担うと、こういう記事でしたが簡単にこの記事の内容を申し上げますと、元気な高齢者が配膳とかベッドメイク、こういったところに携わっている事例がある。

そして今まで介護福祉士が担っていた部分を元気な高齢者が担うことによって、専門職である介護福祉士などがより利用者と接する機会が増やせるということでこういう取り組みが行われているというような記事でした。

出典:日本経済新聞

厚生労働省としてもこの元気な高齢者を介護助手として担っていただきたいと、そういう思いがあります。

この記事から、7月3日にさらに関連する記事が出ておりまして、元気な高齢者を介護助手にと同じような記事なんですが、前回と違うところは、ここに交付金を支給するという話になっています。

出典:日本経済新聞(2019年7月3日)

元気な高齢者を介護助手として参加している、そういう積極的に取り組んでいる市町村や都道府県に交付金、通称介護インセンティブ交付金とこういうふうな呼ばれ方をしますけども、これを給付するということで厚生労働省も積極的に取り組んでいきたいと、このような内容になっています。

この介護インセンティブ交付金というのは、元気な高齢者が介護助手として参加している市町村や都道府県に交付金を支給するということについては、5日に開催された未来投資会議においてもその素案が提案されております。

そこでその未来投資会議についてちょっと見ていきたいと思います。

これが第28回未来投資会議に配布された資料ですけども、6月6日に行われております。

未来投資会議(第28回) 配布資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai28/index.html

この中に、先ほど申し上げた介護インセンティブ交付金について、提案している部分がありますのでそれを見ていきたいと思います。

未来戦略会議の成長戦略実行計画案に書かれています。
37ページに介護インセンティブ交付金、正式名称が保険者機能強化推進交付金。

こういうような名称で呼びますけども、この介護インセンティブ交付金というのは保険者、市町村や都道府県の介護予防等への取り組み状況について評価を加えて、市町村や都道府県に交付金を交付する。

そういう仕組みなんですけども、その中に具体的にどういったものを評価するかという項目の中に、高齢者の介護助手への参加人数、参加人数が多いところは評価を高くして交付金を多く支給しようと、こういうことで未来投資会議において提案されています。

これが介護施設等において、市町村や都道府県から積極的に高齢者を介護助手へ担ってほしいということで、指導があるのではないかというふうに思われます。

以上で終わりたいと思います。



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