計画やビジョンを明らかにして定着率アップ【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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【文字起こし】
今回のテーマは計画やビジョンの明示が定着率のアップにつながるということについて、お話をしたいと思います。

今ご覧いただいているのが、介護労働安定センターのアンケート調査ですけども、介護関係の仕事を辞めた理由というのが上がっていまして、一番多いのが職場の人間関係に問題があったためというのが一番大きな退職理由になっていますけども、二番目に多いのが法人や施設、事業所の理念や運営のあり方に不満があったためというのが二番目のやめる理由に上がっています。

この調査結果からトップである経営者とその従業員と介護スタッフとの間で事業所の将来のビジョンや介護の方針などについて、情報を共有するということがいかに大事であるかということがわかります。

介護スタッフが毎日一生懸命働いている。

しかし、自分の将来が見えてこない。

このまま続けていていいのだろうか。

そうなると不安に思うということになります。

そしてやがて辞めていくというようなことになってしまいます。

しかし、会社の目指す方向、ビジョンが示され、それに共感できると、職員がそれに向かって一丸となって進んでいける。

そのようになると成果というものが出てきます。

そしてその成果が人事評価に反映されると、給料がアップしてさらにモチベーションが高くなって働きがいがある。

定着率が高くなるというようなことが考えられるのではないでしょうか。

今ご覧いただいているのは、日本政策金融公庫総合研究所の資料から作成したものですけども、計画やビジョンの明治と定着率の関係について調査した結果です。

bizyonn.jpg
出典:日本政策金融公庫総合研究所の資料より作成

これを見ていただくと、定着率が高いと回答した企業で、計画やビジョンを示しているというのが、このブルーの部分、計画やビジョンを示していないというのがこのオレンジの部分です。

計画やビジョンは特にないというのが、このグレーの部分ですが、これを見ていただくと定着率が高いところはほぼ3者同じくらいということで関係性がないように思われますけども、定着率が低いというころを見ていただくと、やはり計画やビジョンを示しているところは定着率が低いと回答したところは少ないというところですから、ある程度の関連性はあるというふうに想像はできます。

したがってやはり、計画やビジョンを明示するということは大切なことであり、特に採用時にそれを示してそれに理解を得られるという方をぜひ採用していきたいと思われるというふうに考えられます。

そういうことですので積極的に介護事業の経営者の方は計画あるいはビジョンを明示していただくということを積極的にやっていただければと思います。

以上で終わります。



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